アルツハイマー病

アルツハイマー病

 

 

認知症と診断されるもので一番多いのが、このアルツハイマー病という認知症で認知症患者さんの中でも実に半数以上に及ぶとされています。

 

 

1970年にドイツの精神科医であるアロイス・アルツハイマーが症例を発表したことからこの名前が付けられました。同じ認知症でも、脳血管性認知症は男性に発症することが多いのに対し、こちらのアルツハイマー病は女性に発症することが多い病気です。

 


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アルツハイマー病を分かりやすく説明するならば、脳の中にゴミのようなものが溜まってくる病気です。そのゴミは脳細胞の活動の結果、βアミロイドというタンパク質で、通常であれば水に溶けることで酵素の働きにより、血管の中に入り込んで体外へと排出されます。しかし、何らかの原因で酵素が減り、タンパク質が固まってしまい水に溶けなくなってしまいますと、少しずつβアミロイドが蓄積されていってしまうのです。

 

 

 

 

このゴミのようなβアミロイドが脳の中に溜まって行くという現象は、何も歳を重ねてから発症するという訳ではなく、赤ちゃんとして生まれた時からずっと起きているのです。

 

 

 

 

ただ、若い内であればスムーズに排出されていくのですが、年齢を重ねてβアミロイドが上手く排出されず体の中に蓄積されていきますと、周りの神経細胞が影響を受けて働きを失っていき、場合によっては死滅してしまうという致命的な現象が起こります。βアミロイドは茶色いシミのように見える事から老人斑とも呼ばれ、アルツハイマー病患者の脳を詳しく調べてみると、この老人斑が多いのが特徴です。

 

 

通常アルツハイマー病は、40〜90歳の間で発症することが多いのですが、このβアミロイドが蓄積されていくスピードが早ければ早いほどアルツハイマー病に罹患する年齢もどんどん早くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

だいたい遺伝的な体質により溜まる速度は決まっており、遺伝子の異常などが見られる場合は、30代からでもアルツハイマー病などの認知症にかかってしまうことも十分に考えられます。ですが、これは一部の特殊な例ですので若年性アルツハイマー病にかかる人はまれです。大抵の場合は60〜80代になるにつれ、ゆっくりとβアミロイドが蓄積されていく場合がほとんどです。

 

 

 

 

 

アルツハイマー病が疑われる場合

 

 

 

もしも、家族の誰かがアルツハイマー病ではないかと疑いを持った場合、周りの人が病院で受診を促してあげることが大切です。アルツハイマー病は、他の糖尿病や高血圧などの病気とは異なり、自分が病気であるという認識を持ちにくいことが特徴です。

 

 

 

 

 

 

周りの人からしたら、認知症特有の中核症状などを感じている場合でも、本人からしてみれば何ら異常は感じておらず、今まで通りなんでも行う事が出来るとか、自分の行っていることは何にも間違ってはいないと思い込んでいることがほとんどのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですから、患者さん自身が自分は認知症ではないか、アルツハイマー病なのではないか、と物忘れを心配して自ら病院で受診を受けることはほとんどないです。家族や患者さんに関わる周囲の人たちがいち早く異変に気づき、精神科や物忘れ外来などの医療機関への受診を促すことが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、認知症と物忘れは違いますのページでも解説をしていますように、物忘れが心配で病院に通う場合というのは単に老化によるものであって、認知症ではないという事が多いのです。物忘れを自覚できているのであれば、それはアルツハイマー病ではないという事ですね。

 

 

 

 

 

アルツハイマー病で見られる特徴

 

 

 

     

  • 40歳から90歳まで幅広い年齢で発症することがある。基本的には65歳以上の高齢者で発症することが多い。
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  • 物忘れなどの記憶障害からアルツハイマーが始まり、徐々に悪化して行く。症状に進行が見られずに一時的な物忘れであれば加齢によるものなど問題ないことが多い。
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  • 記憶障害以外にも、計算が出来なかったり家の場所を忘れてしまうなどの症状が現れる。
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  • 日常生活で出来ることが少しずつ減ってくる
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  • 自分がアルツハイマー病であるという認識を持たない。
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  • 運動障害などはアルツハイマー病の末期になるまで見られない。

 

 

 

 

 

 

アルツハイマー病の脳の状態とは

 

 

アルツハイマー病では、老人斑が増広がり空洞が増えるため、全体的に脳が委縮をしてくるのが特徴です。その中でも特に、側頭葉の萎縮が目立つと言われています。

 

 

 

 

 

成人の脳の重さはだいたい1400g前後と言われていますが、アルツハイマー病にかかり10年が経過した頃には800〜900gまで減少をしてしまいます。ですが、老人斑が大量にあったとしてもアルツハイマー病を発症することがないことも多く、さらなる原因解明が待たれています。

 

 

 

 

アルツハイマー病の進行具合

 

 

 

アルツハイマー病はゆっくりと症状が進行して行き、自覚症状もほとんどないためにいつ発病したのかが分からず、初期の内はなだらかに進行していきます。1番最初に侵される部位が記憶を司る海馬であるため、つい最近何が起きたのかを忘れてしまう物忘れから始まるのがアルツハイマー病の大きな特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

やがて言語障害を発症してしまいますと、あらゆる症状に悩まされることになります。例えば、物忘れに関して言えば最近起きたことだけでなく、自分の出身校を思い出すことが出来なくなったり、自分の家族でさえ判別することが出来なくなります。判断力がなくなるため、車が近づいてきても危機感を感じなくなってしまったり、場所が分からなくなるためふらっと家を出た切り迷子になってしまうこともしょっちゅうあります。

 

 

 

 

 

 

 

アルツハイマー病末期には、立ち上がって活動することが出来ずに寝たきりの生活になり介護が必要になります。統計的には、アルツハイマー病を発症してから約8年で最期を迎えるというデータがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

アルツハイマー病は、高齢になるほど発症する確率が高まり、平均寿命が高い女性に多く見られるのが特徴です。病気を病気だと感じずに頑固な対応をするようになるなどの性格も大きく変化して行きます。ですので、アルツハイマー病であると認識していない家族や周囲の方とトラブルになることがあるために注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

ですが、集団活動には比較的馴染みやすいですので、デイサービスなどの介護を利用しやすいという特徴があります。このような場で仲のいい友人や職員を見つけることで心が安定して病状の進行を緩やかにするという傾向も見られます。

 

 

 

 

 

アルツハイマー病を予防するには

 

 

アルツハイマー病は遺伝的な体質も関与することから、誰にでも発症する可能性がある病気です。ですが、アルツハイマー病を発症しにくいような健康的な生活を送る事により、発症を予防することも出来ます。また、万が一発症をしてしまった場合でも以下に挙げる予防法を実践することで病状の進行を遅らせることが分かっています。

 

 

 

 

ウォーキングなどの汗ばむ運動

 

 

毎日適度な運動をしている人は、体を動かす習慣がない人に比べてアルツハイマー病にかかる危険性は約1/3程減少すると言われています。1回20分以上の少し息があがり、汗ばむ運動を最低でも週に2回以上を行っていきましょう。

 

 

 

運動を実践する時間はいつでも大丈夫です。通勤前に早起きをして運動をしたり、帰宅後にウォーキングをして汗を流すのもいいですね。職場においても、なるべくエスカレーターやエレベーターを使わずに、階段で移動することも十分運動をしていることに含まれます。

 

 

 

 

会話で頭を働かせましょう

 

 

頻繁に家族や知り合いと会話をしている人は、アルツハイマー病にかかりにくいと言われています。会話をすることで脳が若返り、活性化をするからだと言われています。会話をする内容は特にこれが良いというのはありません。世間話でもいいですし、自分の興味のあることを楽し気に話すことがアルツハイマー病を予防する秘訣です。

 

 

 

 

生活習慣に気を付けましょう

 

 

生活習慣の乱れから、肥満や高血圧になってしまう人はアルツハイマー病を引き起こしやすいと言われています。もしも、食生活が乱れていて運動をする習慣もないという方はアルツハイマー病だけでなく、糖尿病などの他の危険な病気にかかってしまう可能性も大いにあります。毎日の生活を見直してみて、少しでも異常な部分があるのでしたら改善して行きましょう。

 

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