認知症の中核症状

認知症の中核症状

 

 

認知症の症状としまして、中核症状と周辺症状があります。こちらのページでは中核症状について詳しい解説をしていこうと思います。

 

 

 

 

中核症状が現れた場合、その多くは記憶障害から始まることが多いです。昨日食べた料理が思い出せなかったり、さっき会った友人が誰だったのかを思い出すことが出来なくなってしまいます。また、この場合においてもゆっくり時間をかけてでも思い出すことが出来れば物忘れの老化現象ですのでさほど心配する必要はありません。

 

 

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記憶に関するメカニズムはまだまだ解明されていないことが多く、最近のことは思い出せなくても昔の事はいつまでも覚えていることは結構あります。ですが、認知症の症状がどんどん進行して行くにつれ次第に昔のことが思い出せないと言った状態に陥ってしまいます。その一方で、自転車の乗り方だったり簡単な計算などは認知症後期になっても比較的覚えている割合が多いのが特徴です。

 

 

 

 

 

時間や場所などの自分が今どのような状況であるのかを判断するための見当識もゆっくりと失われていきます。最初はこの時間になったら料理を作ることにしようなどと言った時間が頭の中で混乱してきたり、さらにこの症状が進行しますと今が夏なのか冬なのか、さらには自分が今何歳なのかと言った自分の事が分からないという状況になります。

 

 

 

 

記憶障害

 

 

 

人間の記憶には、脳にある海馬が大きな役割を担っています。人は外部から新たな情報が加わるとまずこの海馬へと送られます。その後情報の処理が行われ時間の経過とともに、記憶倉庫へと送られます。これは大きな図書館に本が追加をされたと考えると、分かりやすく感じるかもしれないですね。

 

 

 

 

 

認知症になると、まず海馬が損傷を受けて行きますので、数分から数日に何があったのかを覚える能力が低下してしまいます。さらに病状が進むと、記憶倉庫も壊れて行きますから過去の出来事も思い出すことが出来なくなるという訳なんです。

 

 

 

また、記憶を内容の面から分類をしますと、

 

 

  • エピソード記憶
  • 意味記憶
  • 手続き記憶

 

 

 

の3つに分けられます。
エピソード記憶はその名の通り、いつ・どこで・どのように体験をしたのかという個人的な記憶、意味記憶は単語や概念などの知識や常識として学んでいる記憶、手続き記憶は自転車を乗りこなすといった、身体で覚える記憶になります。

 

 

 

 

 

 

認知症になってしまいますと、自分が何をしたのかということを覚えていられなくなってしまいますので、エピソード記憶が失われることが初期の段階で多く見られます。ですが、意味記憶や手続き記憶は過去の記憶であることが多いですので、比較的保たれています。

 

 

 

 

 

認知症と物忘れは違いますのページのように、認知症=物忘れと言う認識があるのは、認知症の主な症状がこの記憶障害であることだと考えられます。

 

 

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見当識障害

 

 

見当識というのは、現在の年月や時刻、今私はどこにいるのかなどの状況を具体的に把握することを言います。見当識障害は記憶障害と同様、比較的認知症初期から現れるのが特徴的です。

 

 

 

 

 

認知症の中核症状として見当識障害を発症しますと、まず時間の感覚が分からなくなってきます。長時間待つ、時間になったら物事を始めるという事が出来なくなります。さらに症状が進行した場合ですと、日付や曜日感覚、季節などの感覚にも影響を及ぼします。

 

 

 

 

 

 

例えば、今が昼間であるにも関わらず、夜ではないかと勘違いを起こすようになったり、季節感覚も薄れてきてしまいますから、夏であるにも関わらず厚着をしだすなどの症状が見受けられます。

 

 

 

 

 

 

さらに見当識障害が進行してしまいますと、時間や季節だけでなく人間関係についての見当識障害を起こすこともあります。過去の記憶が失われてしまいますから、周囲の人と自分がどんな関係であるのかを認識することが出来なくなるということです。例えば、友人のことを自分の父親であるかのような発言をしたり、主治医のことを自分の遠い親戚であると思っていまうことが起きます。

 

 

 

 

理解・判断力の障害

 

 

認知症になってしまうと、その場その場の判断力が鈍ってしまうため、適切な行動が出来ないと言った症状が見られます。また、思考能力が鈍り、考えることに関しても障害が起きてしまいます。

 

 

 

  • 考えるスピードが遅くなる
  •  

    自分の中で考えをまとめることが出来なくなり、何を話していいのかが分からなくなってしまうのが1つ目の特徴。声に出して言葉を確認するようにして相手に伝えようとします。また、自分の中では必死で考えている状況ですので、早く話してなどと急かすと余計にパニックになって混乱しやすいのが特徴です。

     

     

     

  • 2つ以上の物事を同時にこなすことが出来ない
  •  

    一度に処理出来る情報量が減りますから、同時にいくつもの事がこなせなくなります。例えば、電話をしていると話すことに集中をしていますので、メモを取るようにと言われると混乱して何をどうすればいいのかが分からなくなります。

     

     

     

  • とっさな対応が出来ない
  •  

    結婚式やお葬式など、普段の日常生活とは異なる状況に遭遇すると今何をしているのかが理解できない状況になり、混乱をしてしまいます。

     

     

     

  • 危険を感じにくくなってしまう
  •  

    通常であれば、車がこちらに向かってくるとぶつかると思って身構えますが、認知症の方は車が近づいてきても危険だとは感じないことが多いです。

     

     

     

  • メカニズムを認識し辛くなる
  •  

    自動販売機や、銀行のATMなどの目に見えない仕組みが理解できなくなる。これはどのように使えばいいんだろうと考えてしまうため、ずっと目の前で立ち尽くしてしまうのが特徴です。

     

     

 

 

実行機能障害

 

 

認知症になってしまうと、計画を立てて段取りを決めてそれを実行に移すということが出来なくなってしまいます。私たちは普段の生活の中で、一つの行動をする場合、準備から完遂までの過程や段取りを決めて必要な準備をしていきます。

 

 

 

 

 

例えばこれが認知症の方の場合ですと、段取りを決めることが出来ませんので、味噌汁を作るのに、先に豆腐を鍋に入れて火をかけしばらくしたら水を入れると言った行動を起こすことがあります。このような一連の動作を、順序立てて効率よく行う事が出来ない状態を実行機能障害と言います。

 

 

 

 

 

ですが、何もかもが出来ないのかと言われるとそういう訳ではなく、豆腐を切る・お湯を沸かすと言った一つ一つの動作はちゃんと行えますので、声を掛けて何をすればいいのかを指示してあげることが大切です。

 

 

空気が読めない

 

 

認知症になると、人の顔色や今そこにいる人たちが何をしているのかなどの状況を判断することが難しくなります。周囲の状況が判断出来ませんので、突拍子のないリアクションを見せることがあります。

 

 

 

 

 

 

これは、認知症によって周りの刺激や情報を正しく受け止めることが出来なくなっているからです。そのため、自分が見えない場所(後ろだったり家の外)で誰かが会話をしていると、自分の悪口を言われていると感じるようになり不満を漏らすようになります。また、軽いジョークのつもりで認知症の方に伝えたとしても本気で馬鹿にされたと思い、激怒をすることもあります。

 

 

 

中核症状に対する理解を持つことが大切

 

 

 

認知症により、脳のあらゆる部分が機能をしなくなってしまいますと、次第に日常生活にも支障が出てきます。ですが、まだまだ症状が軽い場合であれば、患者さんでも家族のサポートを必要しなくとも出来る事はたくさんありますので、患者さんの背中を押してあげる感じで日常生活を営めるようにしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ここで気を付けなければならないのが、認知症になってしまったからと言って必要以上に過保護にならないことです。「お父さんは認知症なんだから休んでて」などと言った言葉をかけてしまうのは声かけした本人は良かれと思っていても実は逆効果なんです。

 

 

 

 

 

 

プライドに傷をつけてしまい、ただでさえ認知症で悩んでいますから負の感情がどんどん心の奥底に蓄積されて行ってしまいます。そのため、さらに症状が悪化してきたり周辺症状となって現れることもありますので注意が必要です。

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